UEFAチャンピオンズリーグ ベスト4決定!

2つの波乱
チャンピオンズリーグ・ベスト4をかけた戦いはちょっとした波乱。バルセロナ、ミランが順当に勝ち進んだ一方で、優勝候補の一角ユヴェントスがアーセナルの前に敗退。また、戦力的にかなり有利と見られたインテルもビジャ・レアルから得点を奪えず敗戦した。

準決勝組み合わせ
バルセロナ×ミラン
顔ぶれをみれば、事実上の決勝戦と言えるかも知れない。リーガで独走態勢を築いているバルセロナには余裕があるが、ミランもカルチョの優勝が難しくなっているため、チャンピオンズリーグ一本に絞ってくれば勝機はある。バルセロナはここ数戦攻撃陣が不振だったが、ベンフィカ戦でゴールを割ったことでプレッシャーから解放され、持ち前のキレを取り戻してくるだろう。一方のミランも攻撃陣は絶好調。シェフチェンコ、インザーギの得点感覚は非常に研ぎ澄まされており、プジョルを擁するバルセロナといえども隙を見せれば失点は必死だ。両チームとも守備も堅いため、見所満載の試合を期待したい。

アーセナル×ビジャ・レアル
優勝候補ユヴェントスを撃破したアーセナルは今非常に調子がいい。特に、アンリは要注意。コンディションが良好で、ボールを持てば空気が変わるほど存在感がある。直近の試合で大活躍中の新鋭ファブレガスもいい。展開力があり、ヴィエラの抜けた穴は徐々に塞がりつつあるのではないか。一方のビジャ・レアルだが、こちらもインテルを下してのベスト4。チームの戦力を考えればものすごい快挙だ。司令塔リケルメを中心によくまとまったチームだが、今のアーセナルに待ったをかけるのは難しいかもしれない。
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# by testarossa7537 | 2006-04-06 10:11 | サッカー

F1 第3戦オーストラリアGP レビュー

1ヶ月遅れの開催
ここ数年、オーストラリアGPといえば開幕戦だったが、今年はコモンウェルス・ゲームが開催された影響で4月の第3戦にずれ込むこととなった。

およそ1ヶ月ずれたことで例年よりも気温が低くなることが予想されていたが、アルバート・パークは週末雨が降るなどして、各チームの予想よりもさらに低い気温に。これにより予選、決勝は荒れに荒れ、予測不可能なサバイバル・レースの様相を呈した。

22台中、完走はわずかに13台。そんな中、アグリ・ホンダの2台がそろって完走するという快挙を成し遂げた。

ルノーが開幕3連勝を飾る
今年のテストではトップ・チームの力関係が拮抗していたことから混戦が予想されていたが、ふたを開けてみればチャンピオン、ルノーが開幕から3連勝(アロンソ2回、フィジケラ1回)し、他チームを早くも引き離しにかかっている。

やはりルノーは非常に手堅い。予選一発の速さと決勝のロングランの速さを兼ね備え、車は確かな信頼性に支えられている。作戦、ピットワークも全盛期のフェラーリを彷彿とさせる迅速かつ的確なもので、勝利をたぐりよせる術を知っている。

おまけにアロンソのドライビングにはさらに磨きがかかっている。決勝でもバトンをローリング・スタートで絶妙にかわし、そのままぶっちぎって優勝した。

フェラーリにしてもマクラーレンにしても速さはあるのだが、どこか歯車がかみ合っていない状況が多く、ここまで優勝するには至っていない。ホンダに至ってはロングランで完全に置いていかれている。このままでは青い車を出し抜く事は難しいだろう。

天候に翻弄されたフェラーリ
フェラーリ+ブリヂストンのパッケージは、アルバート・パーク・サーキットを非常に得意としている。昨年、“失敗作”と評判のF2004Mでさえ、決勝ではアロンソと互角のペースで走っていた。04年に至っては、フェラーリの次に速かったアロンソに1秒もの差をつけて周回を重ねたのだ。

それだけに、ここオーストラリアでフェラーリは間違いなく優勝を狙いに来ていたはずだ。だが、そんな目論見は自然の驚異の前に崩れ去ることになる。

予選ではミハエルのアタック中ににわか雨が襲い、第2ピリオドで脱落。

決勝でも低い気温にタイヤがグリップせず、リスタート後のペースがなかなかあがらなかった。中盤、ミハエルはスリッピーなマシンをコースオフさせながらもハードプッシュでラップタイムをあげたが、最終コーナーで致命的なアンダーステアが出てウォールにヒット。そのままレースから脱落した。

フェラーリにしてみれば、悪夢としか言いようがない。優勝を狙いに行って結局ノーポイントに終わったのだから。週末を通じて天候に翻弄されてしまうことになった。

ただ、次のサンマリノもフェラーリは大の得意としている。歯車が噛み合えば、青い車に負けない速さを見せるだろう。

普通に走れればやはりマクラーレンは速い
トラブルの悪夢と常に隣り合わせのマクラーレンだが、やはり純粋な速さはルノーにも負けてはいない。ライコネンはフロントウイングにダメージを追い、途中ペースが安定していなかったが、ピットで交換してからは速さを見せ、ファステストも記録した。

仮にダメージがなかったとしても、アロンソが抜群に速かったのでパスするのは難しかったかもしれないが、いい勝負をしていた可能性は十分にある。

ただし、ルノーに待ったをかけるためにはもっと信頼性をあげる必要があるだろう。
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# by testarossa7537 | 2006-04-02 22:10 | F1

F1 バーレーンGP 決勝

リザルト
1. フェルナンド・アロンソ(ルノー)
2. ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)
3. キミ・ライコネン(マクラーレン)
4. ジェンソン・バトン(ホンダ)
5. ファン・パブル・モントーヤ(マクラーレン)
6. マーク・ウェバー(ウィリアムズ)
7. ニコ・ロズベルク(ウィリアムズ)
8. クリスチャン・クリエン(レッド・ブル)
9. フェリペ・マッサ(フェラーリ)
10. デヴィッド・クルサード(レッド・ブル)
11. ビタントニオ・リウッツィ(トロ・ロッソ)
12. ニック・ハイドフェルド(BMW)
13. スコット・スピード(トロ・ロッソ)
14. ラルフ・シューマッハ(トヨタ)
15. ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)
16. ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
17. ティアゴ・モンテイロ(ミッドランド)
18. 佐藤琢磨(スーパー・アグリ)
R. 井出有治(スーパー・アグリ/メカニカル)
R. ジャック・ヴィルヌーブ(BMW/エンジン)
R. ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー/ハイドロリック)
R. クリスチャン・アルバース(ミッドランド/ドライブシャフト)

決勝は4番グリッドからスタートした若年王者アロンソが逆転優勝を飾った。2位はPPからスタートした皇帝ミハエル。3位には最下位スタートから19台をぶち抜く脅威の走りでキミ・ライコネンが入り、今年のチャンピオン争いをするであろう3強が表彰台を占領する形となった。

ルノーのスタート性能は今年も非常にいい。バトンがスタートでミスったのを差し置いても、マッサ、ミハエルに食って掛かる勢いがあった。アロンソはスタート直後に難なくバトンをパスし、そのままファーストラップでマッサをオーバーテイク。ミハエルとの1対1に持ち込んだことが勝因となった。

やはりアロンソはニュータイヤをストックしていたことが大きなアドヴァンテージを持つことになった。1回目のピットインでニュータイヤを装備し、4秒以上あったギャップを2回目のピットイン時には1秒以内まで詰めることができた。

ミハエルの方が燃料を多く積まなければならなかったので、ピットインの時間差でアロンソが前を押さえることに成功。結果的にはファーストラップでアロンソがマッサをパスしたことが二人の明暗を分けることになった。

アロンソの後塵を拝したとは言え、今年のフェラーリはコンペティティヴなマシンを作ってきたという印象だ。昨年の課題だったフロントのダウンフォース不足を解消し、ロングランでもルノーに負けず劣らずの高い性能を見せた。

ライコネンの走りは圧巻だった。最後尾からスタートし、意表をつく1ストップ作戦を敢行。終わってみれば3位表彰台。やはりアロンソ、ミハエルのチャンピオン争いに絡んでこれるのはこの男しかいない。マクラーレンは信頼性さえ確保できれば、十分優勝を狙える車であることを証明した。

スーパールーキー、ロズベルクは前評判に違わぬ才能の片鱗を見せつけた。初レースで入賞し、華麗なオーバーテイクも披露。ロングランも安定したラップを刻み、なんといってもファステストラップを記録したのが印象的だった。

バトンはスタートをミスったのが結果に大きく響いた。渋滞につかまってクリーンラップを刻めず、思ったほど前に来なかった。1ストップでタイヤがかなりきついはずのライコネンをかわせなかったのも痛い。優勝するにはまだ何かが足りない。

スーパー・アグリの初陣はかなりドタバタ。琢磨は6回もピットインを強いられ、ルーキーチームらしさを見せたが、それでも初戦で完走できたのは好材料だろう。新車が出るまではこんな調子だろうが、思ったよりは安心して見ることができた。
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# by testarossa7537 | 2006-03-13 13:32 | F1

F1 06シーズン開幕! バーレーンGP予選

長い冬のテスト期間を経て、いよいよ金曜日から開幕したF1新シーズン。

今年はエンジンの仕様がV10からV8になるなど、レギュレーションが大幅に変更されたため、テストで例年にないほど各チーム精力的に距離を稼いでいた。

前評判通り圧倒的な力を誇示した王者ルノー。マクラーレンがエンジン開発に失敗してつまづいている一方で、今年はホンダの調子がいい。復活を目指すフェラーリは他チームとの同時テストを避けていた為、開幕するまで実力はナゾにつつまれていた。

予選結果を振り返る前に、まずは念のため主なレギュレーションの確認をしておこう。

2006年レギュレーション
(1)予選フォーマット
予選は俗に“ノックアウト方式”と呼ばれるもので、15分-15分-20分の全3セッションで構成される。

まず最初の15分で全車タイムを出し、下位6台が17-22番グリッドに確定。次の15分で残った16台がタイムを出し、ここで11-16番グリッドが決定。

11-22番までは、セッション終了後にレース開始時の燃料を自由に設定出来る。

最後の20分のセッションでは、レース開始時の燃料を搭載し、セッション途中の給油はできない。時間内であればいつでもアタック出来、ここでのタイムで1-10番グリッドが確定する。セッション終了後、使用した分だけ燃料の補給が出来る。

(2)エンジン
これまでの3リッターV10エンジンから、2.4リッターV8エンジンに変更される。

1エンジンで2レースを走破しなければならず、途中で交換した場合は決勝開始時のグリッドが10番後ろに下がる。

(3)タイヤ
フリープラクティスから決勝まで、全7セットのドライタイヤの使用が可能。同じくインターミディエイトタイヤは4セット、エクストリームウェザータイヤは3セットまで使用できる。

細かいレギュレーションはまだあるのだが、観戦する上ではこの程度知っておけば十分だろう。

予選結果
1. ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)
2. フェリペ・マッサ(フェラーリ)
3. ジェンソン・バトン(ホンダ)
4. フェルナンド・アロンソ(ルノー)
5. ファン・パブル・モントーヤ(マクラーレン)
6. ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)
7. マーク・ウェバー(ウィリアムズ)
8. クリスチャン・クリエン(レッド・ブル)
9. ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)
10. ニック・ハイドフェルド(BMW)
11. ジャック・ヴィルヌーブ(BMW)
12. ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)
13. デヴィッド・クルサード(レッド・ブル)
14. ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
15. ビタントニオ・リウッツィ(トロ・ロッソ)
16. スコット・スピード(トロ・ロッソ)
17. ラルフ・シューマッハ(トヨタ)
18. クリスチャン・アルバース(ミッドランド)
19. ティアゴ・モンテイロ(ミッドランド)
20. 佐藤琢磨(スーパー・アグリ)
21. 井出有治(スーパー・アグリ)
22. キミ・ライコネン(マクラーレン)

第一セッション中盤、キミ・ライコネンの車のリヤウイングが吹っ飛び、そのままクラッシュして赤旗中断の大波乱。これでセッション終盤でタイムを出そうとピットで様子見していたドライバーが一斉にコースイン。

クリーンラップなどできるはずも無く、渋滞につかまったラルフ・シューマッハは不運だったと言うしかない。

フェラーリのフロント・ロー独占はさすがに予想できなかったが、恐らくフェラーリはもうニュー・タイヤのストックがない。一方のルノーは2セット残しており、4番グリッドとはいえ、アロンソがレースで逆転してくる可能性は十分ある。

特にテストの段階からルノーのロングラン性能は他チームを圧倒している。フェラーリは決勝のペースに自信がなければ、ミハエルを逃がす為にマッサが後続を抑えに出てくる可能性がある。これにつっかかるとアロンソは苦しい。

3番手にはバトンがつけた。テストから一発の速さはルノーを凌いでいただけに、ポールも狙えたがフェラーリに食われた格好になった。ホンダのロングランも、デヴィッドソンのラップタイムを見る限りはそこそこ安定しているので、スタートでマッサをパスすると優勝も見えてくる。

逆にスタートのいいアロンソにパスされると、優勝はかなり遠のく。ただし、アロンソはダーティなラインからのスタートなので、バトンが決定的なミスを犯さなければ問題はないと思われる。ホンダは恐らくニュー・タイヤを1セットもっており、これをどこで使うかがポイントになる。

5番手のモントーヤは車の動きから、かなりの燃料を搭載していると思われる。もし、モントーヤがスタートでアロンソの前に出ると、アロンソの優勝はかなり難しくなる。

スーパー・アグリはチームの現状を考えれば予想外の健闘と言ってもいいだろう。このペースで走れば完走も可能だ。

最後尾のライコネンは今年もトラブルに頭を抱えることになってしまった。ただし、車の力はあるので、前が渋滞している場合、彼にも上位を狙うことが出来る。
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# by testarossa7537 | 2006-03-12 12:42 | F1

UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝組み合わせ

10日、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝の抽選が行われた。

組み合わせは次の通り。

バルセロナ×ベンフィカ
最大のライバルであるチェルシーを破ったバルセロナが圧倒的有利。肉離れを起こしてしまったメッシがいないのは悔やまれるが、ライカールトにはジュリという切り札がある。ベンフィカもチェルシー並みの守備力を持つ昨季王者リヴァプールを撃破して波に乗っているため油断は出来ない。ディフェンスリーダーのプジョルは最近ミスが目立つ。集中を欠くと思わぬ失点もありえる。とはいえ、バルセロナはリヴァプールと違って攻撃陣が好調のため、番狂わせが起こる可能性はゼロに等しい。

ミラン×リヨン
一時の不調を脱した感のあるミラン。マルディーニ、カフーの抜けたディフェンスラインも最近は安定感を取り戻しつつある。シェフチェンコ、ジラルディーノ、カカに加え、復活をとげたインザーギがいる攻撃陣は文句のつけようもない出来。ただし、リヨンはタレントの質では劣るものの、チームの完成度は極めて高いため、ミラン有利とは必ずしも言えない。ミランのディフェンスはゴール前でのファールを犯すと自殺行為。ジュニーニョの伝家の宝刀FKは危険極まりない。

ユヴェントス×アーセナル
ミクーの奮闘もあり、初戦で思わぬ苦戦を強いられたユヴェントス。トレゼゲ、イブラヒモビッチが怪我がちなのが気になるが、デル・ピエロ、ネドヴェドという精神的支柱は絶好調。カペッロ体制2年目の今年は昨年よりも戦術的に洗練されたチームになっている。ヴィエラの加入で中盤の守備力も安定感が増し、欠点らしい欠点がない。アーセナルはレアル・マドリーに勝利したものの、若いディフェンスラインには不安が残る。ユヴェントスの前に敗戦濃厚。

ビジャレアル×インテルorアヤックス
接戦を制したビジャレアルはインテル-アヤックスの勝者と対戦。おそらくインテルが勝ち上がってくると思うが、その場合ビジャレアルの苦戦は必死。インテルはエースのアドリアーノの出来がカギを握る。
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# by testarossa7537 | 2006-03-11 08:36 | サッカー