レアル・マドリー×アトレティコ・マドリー(リーガ第26節)

レアルがダービー対決を制す
リーガ第26節、レアル・マドリーはホームのベルナベウにアトレティコ・マドリーを迎えた。

事前の予想通り1トップからロナウドがはずれ、代わりにカッサーノがスタメンとなった。また、直前に国際親善試合あったことなどから主力を温存し、スタメンはいつもとは一風変わったものとなった。

前半開始直後、レアル・マドリーはロベルト・カルロスのクロスからカッサーノが頭で合わせて先制。

ポゼッションではほぼ50:50だが、アトレティコ・マドリーは決定機を欠く。最近好調を維持しているフェルナンド・トーレスは見せ場をつくれなかったが、27分に得たCKから最終的にケジュマンがヒールで押し込み、同点とする。

40分、レアル・マドリーはグティがインターセプトしたボールを繋ぎ、バティスタがゴールマウスを割ることに成功。これで2-1とする。

後半は双方とも見せ場をつくるが、得点するには至らない。レアル・マドリーはラウール、ロビーニョを投入するが、流れは変わらず試合は終了。

なお、バルセロナが勝利したため、勝ち点差は10のまま。

カッサーノの起用で機能する1トップ
アーセナル戦、マジョルカ戦と連敗した原因がロナウドにあったことは誰の目にも明らかだった。歩いている選手では1トップなど務まらない。

とうとうロペス・カロもロナウドを諦め、この日はカッサーノを先発に起用した。これはジュリオ・バティスタを1トップに先発させると踏んでいた私の予想とは異なるものだった。カッサーノはもともとセカンドトップタイプの選手なので、センターフォワードに起用してきたのは意外。

この起用が功を奏した形で、レアル・マドリーはこの試合を制した。

カッサーノのゴール前での動きは実に狡猾で、センターフォワードに求められる仕事をきっちりこなしていた。この日の2得点は、いずれも彼の動きから生まれたものだ。

カッサーノをセカンドトップからセンターフォワードにコンバートしたロペス・カロの采配は大胆で素晴らしいものだったと言える。

最近ではASローマのスパレッティ監督が同じくセカンドトップとして活躍するトッティをセンタフォワードに据え、公式戦で記録的な連勝を飾るなどした例もある。

単なる偶然だが、カッサーノは以前ローマにいた時、トッティの後継者とまで言われたこともあった。

いつもはベンチウォーマーのサルガドやブラボもよく動き、主力選手の穴をよくカヴァーしていた。

シシーニョやセルヒオ・ラモスをこの試合でターンオーバー出来たのもアーセナル戦に向けた好材料だ。
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by testarossa7537 | 2006-03-06 18:50 | サッカー


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