18日に行われたアラベス戦(試合は3-0でレアル・マドリーの勝利)の後、ロナウドが「レアルを去るかもしれない」と、レアル・マドリーからの離脱をほのめかす発言を口にした。
ロナウドは以前にもこうした発言を何度かしたことがあった。
彼は最近、度重なる怪我で思うような結果を残せていないことや、フィジカルトレーニングの不足で体重が過度に増えすぎているなどというから、メディアやファンから厳しい批判を受けている。
私も運動量が少なすぎるという理由から、しばしば彼を批判してきた。彼の決定力が世界一であることは疑いようが無い。しかし、だからといってフィジカルトレーニングを怠り、自ら運動量を落とす理由にはならないはずだ。
クラブももはや彼を引き止めないかもしれない。というのも、レアル・マドリーのペレス会長が次期監督にカペッロ(現ユヴェントス監督)を熱望しているからだ。カペッロは「レアル・マドリーの監督になる場合は、ロナウドとロベルト・カルロスを移籍させる」という発言をしている。
ファンからもクラブからも見放されつつあるロナウドに残された路は、もはや移籍しかないのかもしれない。