レアル・マドリーのペレス会長が辞任

成績不振を理由に辞任――これはよくあることだが、私はことペレス会長に関しては少々意外だった。

というのも、彼が2000年に会長に就任してからは“経営”の面でずいぶん手腕を振るっていたからだ。無駄にマドリッド市内一等地にあった練習場を売却し、それまでクラブが抱えていた多額の借金を返済したのも彼である。

また、レアル・マドリーというブランドを生かすグッズ販売や、アジア・ツアーを行ったのも彼のアイディア。彼が会長の座を降りたことでアジア・ツアーがなくなる可能性もある。いちレアル・マドリーファンとしては残念だ。

とはいえ、“経営”面で成功していたものの、ここ数年の成績が芳しくなかったのは周知の事実である。ベッカムやジダン、フィーゴといった著名な“攻撃的プレイヤー”を次々と連れてきた一方で、守備面をカンテラ(下部組織)に一存した補強には私も疑問を持っていた。

アジア・ツアーの開催も、シーズンに向けたコンディション調整が出来ないのではないかという懸念もある。こうしたプレイヤーへの過度な負担が、シーズン中のコンディション悪化や怪我に繋がっている可能性は否定できない。

或いは、ペレス会長が少しでもアブラモビッチのような謙虚さ(彼はモウリーニョの意向に沿った補強をし、自分勝手に選手を連れてこない)を持ち合わせていたなら、レアル・マドリーはバランスを崩さずに済んだのかもしれない。
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by testarossa7537 | 2006-02-28 13:44 | サッカー


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